IPFS 100問-質問2:IPFSとHTTPの区別は?

IPFS 100問

IPFSとHTTPの区別は?

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Consortium Caretaker
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HTTPは、ロケーション指向型のプロトコルです。

Consortium Caretaker
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・HTTPは、コンテンツが存在する場所(ロケーション)を指定して、そのコンテンツへアクセスするプロトコルです。
・HTTPは、コンテンツが特定の機器(サーバ等)に集約され、特定の者がそのコンテンツを管理します。

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【例】
✓コンテンツを配置するサーバ等を24時間365日安定的に行う。
✓サーバ等へのアクセスが増えた際、応答遅延が生じないよう対処する。
✓コンテンツが改ざんされたり、削除されないよう管理する。
✓コンテンツへの不正アクセスを防止する。
・HTTPの場合、コンテンツの管理者に権限が集中するケースが多く、管理者がコンテンツへのアクセス制限や遮断、検閲を行える場合があります。

!!!

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Consortium Caretaker
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IPFSは、コンテンツ指向型のプロトコルです。

Consortium Caretaker
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・IPFSは、コンテンツが存在する場所ではなく、コンテンツのハッシュ値をキーに指定して、そのコンテンツへアクセスするプロトコルです。
・IPFSは、コンテンツをネットワークの参加者(ピア)同士で提供/要求するピア・ツー・ピア(P2P)型で管理します。コンテンツが特定の場所や参加者に集中することなく分散されるため、サーバ等へアクセスが集中して応答遅延が生じたり、管理者からアクセス遮断や検閲を受けることが難しい仕組みになっています。
・IPFSの場合、コンテンツが変化するとハッシュ値が変化します。そのため、ハッシュ値によってコンテンツの改ざん有無を検証することができます。

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IJC-media

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